【今日の1曲】瞳に吸い込まれてしまう(feat.謎女)/ 美的計画
ロイムです。
今日はこちら。
皆さんもこの曲のジャケ写に映るつぶらな瞳に吸い込まれることでしょう。
まず美的計画について少し。
これはアーティスト名、グループ名ではなく、
プロジェクト名といっていいでしょう。
そして何より注目すべきは、この企画において曲をプロデュースするのは、
ゲスの極み乙女やindigo la End、ジェニーハイなどで有名な
川谷絵音氏。
普段この辺の曲を聴く方は、なんとなく川谷節を感じたかもしれません。
このプロジェクトでは、川谷絵音氏の作る曲をさまざまなボーカリストに歌ってもらう、というコンセプトのようです。
(出典)
さてさて、曲に戻りましょう。
みなさんどうだったでしょうか?
私は毎回よく分からないんですが、
なんか魅了される
こんな曖昧ながらも心地よさを感じています。
でも、瞳って美しさにも使われたりしますよね。
澄んだ目をしている、とか。
それだけ印象を与える場所だからこそ、その人の魅力に引き込まれるということを歌っているのだと思います。
それは歌詞にもよく出てきます。
瞳に吸い込まれてしまう
少し気を緩めただけだったのに
瞳に吸い込まれてしまう
そういうとこがずるいよね
なんかこう
感覚をとりあえずその辺の紙に書き下ろしたって感じがしますよね。
言葉になる手前を言葉にしている感じ。
このサビ部分、テンポ感も心地よくて
シンプルな所かもしれませんがすごく好きです。
てか、ここの気を緩めたら吸い込まれていくっていう表現、めちゃくちゃ好き。
なんかイメージしたらすごい抗ってる感じがして、言いたいことは何よりも伝わる感じがしますよね。笑
あと、その人の魅力とかパワーみたいなものを
引力(風力?)みたいな所で例えているあたり。
なんかこう、人の魅力に寄せられる感じっていうのは色々な状況があるにしろ、体験することも多いと思います。
(例えば、元気ハツラツな表情の人がいたら、
なんか自分も別にそうじゃないけど元気そうな感覚になることとかないですかね?)
で、そういう人の印象ってどこから受けるんでしょう??
。。。
私も少し考えてみましたが、
やっぱそのトリガーの1つとして、絶対に
目(瞳)
の印象ってありますよね。
(なんとなく怒っている人って目の奥が笑わないあの感じとか…
あれは何かと気まずいですけどね…笑)
そういう隠しても隠しきれないものが出やすいとこなのかもしれません。
それだけ繊細な瞳だからこそ、
その人の個性とか面白さとか、そういうものに
他者を引き込む
という強烈な役目もあるのだと思わされますね…
そして2番のAメロ。
(Bメロ?サビへの転調がすごく早くて構成わからないです。)
ここはなんというか、
現代っぽい女子感が語られている気がします。
登校日に限って化粧ノリが悪いの
前髪も決まらないの
(不埒なあの子は可愛くて)
私はいつもの60%
昨日なら勝てたのに
登校日ってあるくらいですから、
中学生とか高校生ですかね?
「前髪が決まらない」とか、
もう普通に浸透してる言葉がしっかりそのシーンをイメージさせてくる感じもしますね。
あと、なんかここの歌詞、場面的に
女子同士の美への嫉妬
みたいな感じですかね?
でもここも川谷絵音さんの遊び心みたいな所が混じっている気がします。
歌詞から滲み出ているようですが、
負けを認めない頑固さがまさに
嫉妬
って感じが強まってますよね笑
そういえば、サビ部分の歌詞の中にこんなフレーズ入ってたの覚えてますか?
そういうとこがずるいよね
私はこれ、男が女の魅力に釣られるあっけなさみたいなところを言ってるんだと思ってました。
そう思われた方もいるのではないでしょうか?
でも、もしかしたらこれ、
女子→女子に向けて、なのかもしれません。
でもそうだとしたら、ずるいって言いつつ、
もうどこかで負けを認めてる??
もうこの60%の女子は、きらびやかな他の女子の瞳に吸い込まれているのかもしれませんね。
でもフツフツと、
"いや、でもまだ私は負けてないから…"
という執念深さを感じるような……
おやおや、
なんかドラマとかにも出てきそうなシーンを私は思い浮かべました笑
おそらくそこまでの奪い合いみたいなやつじゃないですけどね笑
皆さんはどう感じましたか?
色々考えてみるとおもしろいと思います。