ロイムblog(音楽紹介)

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【今日の1曲】アカシア/ BUMP OF CHICKEN 【おすすめ】【音楽】

ロイムです。

今日はポケモンとトレーナーの関係性を歌ったこちらの1曲。

と言いつつ、私はポケモン知識皆無なのですが、それでも

寄り添う優しさとは何なのか?

について教えてくれる1曲。

 

www.youtube.com

 

まずはこのイントロのメロディ。

 

さりげない感じもしますが、なんかこう朝日が地平線から登ってくる感じが

冒険の始まり・1日の始まりを感じます。

 

そして、ポケモンとの冒険の日々を、個人的には

ポケモン目線で書いているような感覚になる歌詞にも注目したい。

 

君の一歩は僕より遠い 

間違いなく君の凄いところ

足跡は僕の方が多い 

間違いなく僕の凄いところ

 

これがBUMP OF CHICKEN流の

生き方・人の見方のように思います。

 

君を褒めつつも、自分を下に置くことはしない。

(というか、そもそもそういう上下の関係とか考えてないと伝えているように思う。)

 

でもこの僕の凄いところを書いたのはあえてではなく、

極めて正直に、素直に

彼らの考え方を書いたものだろうと思っています。

 

普段から人を一つの観点で見ない

優劣という評価をしない

 

本当にこういう事ができてないと、

こんなにも人を対等に受け入れるような歌詞は書けないんじゃないかな。

 

長年活動されていても、足元をすくわれずに、

いつまでも地に足つけてファンを大切にしている。

 

そういう彼らだからこそ見ることができていて、伝えられる表現。

 

自分を落とすことはないんだな、と救われる感覚になりますね。

 

転んだら手を貸してもらうよりも

優しい言葉選んでもらうよりも

隣で

信じて欲しいんだ どこまでも一緒にいけると

 

この2番サビの冒頭あたりが

この曲で一番好きなところ。

 

というのも、この曲を初めて聴いた当時、

私がぼーっと考えていたことが凝縮されていたんです。

 

私が考えていた事というのが、

「人に肯定的に、一方的な流れで優しく励ます」

これ、実は無責任なんじゃないか?ということ。

 

誰か忘れましたが、私に

「優しすぎて、結局どこに本心があるの?」

と言われて、

"あー、確かに、

自分は結局何もしてないんじゃないか?"

と思わされました。

 

悩みを受け止めてあげることは大切だと思うんですが、

そこから優しくしすぎる、助けすぎることは

その人の考えを阻害してしまいかねないな、

と思うようになりました。

 

というか、やや過度に励ますことが

むしろその人が諦めをつけれないようにする、

ある意味でレールに乗っけているのではないか?

 

とか、そんなことを思っていました。

 

そういう意味では、このフレーズでは

理想点を示してくれたように思います。

 

「信じる」

これはとても難しくて、私は

 

"優しさの度合い・定義、これは難しい…。"

 

と今でも普通に思わされますね。

(大そうなこと言ってるようですが、

まだ優しくほのめかす事も普通にあります。)

 

少しずつ

「信じる」ことに移行していくことも必要だと思っています。

 

このフレーズのように、

決して見捨てるわけではない。

 

本当の優しさとはなんなのか、

いまだに全くわかりませんが、

これも一つの

 「優しさ」

なのだと思います。