ロイムblog(音楽紹介)

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【どうして?】最近の曲は果たして「薄っぺらい」のか?【音楽】

ロイムです。

少し音楽関係の話題に触れてみようと思います。

 

先日、私の周りでこんな声を聴きました。

 

「最近の曲は何が伝えたいのか分かりにくい。

薄っぺらい。」

 

こんな感じ。

 

いや、待て待てと。笑

 

私としては別に最新曲も普通に聴くし、

好きな曲も多いから、複雑だった。

で、何も言えなかった。

 

なぜか?

理由がまとまらなかったから。

(あとそこまで相手する気分でもなかった笑)

 

まあ落ち着いた今、

とりあえず、思う事をまとめて書いてみたいと思います。

 

結論から言えば、薄っぺらくない。

 

もう少し深く説明していきますね。

 

 

と、その前に、みなさんに簡単に質問。

 

①みなさんはどんな音楽が好きだろう?

 

じゃあ、次は少し細かく。

 

②どこに注目して聴く?

③イントロからアウトロまで全て聴く?

………。

 

いきなりの質問にありがとうございます。

(質問攻め、しつこかったらごめんなさい。)

 

なぜ質問をしたのか、

これには理由があったのです。

それは、私が言いたいことは

②、③にある

ということ。

 

具体的に言うと、最近の曲は

「フワっとした感覚」

をくすぐるのを求められつつある、ということ。

 

言葉を噛み締めることだけが美学ではない、

なんとなく良い、を掴むことも美学

ということです。

 

例えば今と逆の例として、

謡曲やアコギの弾き語り。

 

こういうものは詞をなぞるように歌う印象があります。

 

歌詞を乗せるメロディも長いから、抑揚も効く。

声が染み込むように入ってくる感じですかね。

 

 

一方で最近の曲。

ハイテンポ、激しいダンス、電子音、キャッチーなフレーズ……

 

スパッスパッと一瞬で頭に入る情報の数々。

 

思い当たるものもあるのではないでしょうか?

 

私が思うに、最近はこういった要素も求められているのではないかと思います。

 

例えばYouTubeTikTok

そのアプリを開いた時をイメージしてみてください。

そこには何が表示されましたか?

 

私はYouTubeを開くと、いわゆる

「切り抜き動画」

これが上位におすすめされます。

 

これも、一つのヒントなのだと思います。

これをもう少し見てみましょう。

 

切り抜き動画に創作ダンスの振り付けを載せるとする。

そこに音楽がなければ寂しい。

 

そうなると、

「音楽の一部分を編集して付けよう」

こう考えそうですよね?

 

そしたらやっぱり曲の中でも有名フレーズ、

インパクトのある所を持ってきたくなる。

 

そうすれば印象に残るし、

拡散されやすくなる。(バズるってやつですね)

 

じゃあ曲を作る側としては、

キャッチーなフレーズをサビに持ってくれば鬼に金棒じゃないか。

 

こう考えてもおかしくないんじゃないかと思います。

 

サビっていう原則的な概念も日本くらいだと思いますが。

 

まあでも極めて自然ですよね。

 

売れない曲を作り続けたら、

活動自体が続けれなくなるわけですし。

 

まあ、

「売れる曲と作りたい曲が

どの程度一致するか。」

 

これは作詞者によって戦略とか譲れないものもあると思いますが。

(こう言う事を語っているインタビュー記事なんかは音楽の嗜好にも響いてきます)

 

まあ、音楽は良くも悪くも時代に沿っていると思うのです。

 

ですから、別に今の曲は

薄っぺらくありません。

色々理由を羅列しましたけど、結局は

薄っぺらくありません。

 

ターゲット層とか、聴く媒体も変化するのですから、形を変えていくのも当然なのです。

 

だから、曲を下げることなく、別の視点から見てみてほしい。

 

そうして幅を狭めなかったからこそ、

新たに音楽の発見があるかもしれないから。

 

あと、他者を否定するのもお勧めしません。

薄っぺらいと言う人は

"それだけ当時の曲を大切にしている"

 

このように1度見てみることにしています。

 

「音楽の嗜好がどこである程度固まるか」

 

これにもよると思いますが、

ある程度の聴くジャンルとかは

無意識に固定されていくものだと思いますから。

(私だったらロック)

 

音楽に関しても、なるべく色々な視点から見ることが大切そうですね。

(自分も音楽の幅を狭めないようにしたいです)

 

 

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※この記事は個人の主観によるものです。

また、誰かを批判しようとするものではありません。