【今日の1曲】Frail State Of Mind/The 1975
こんにちは。
なんとなく、今日も疲れた1日でした。
最近は夜もやや涼しくなり、多少暑さのストレスは減ってきたように思います。
さて、今日も1曲。
洋楽ですが、メロディが独特な感じで、洋楽に馴染みのない方でも聞きやすいような気もします。
Frail State Of Mind/The 1975
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こちらは4枚目となるアルバム『Notes On A Conditional Form』収録曲。
この曲、最初聴いたときに歌詞の意味なんかは分からなかったんですが、
「sorry」、つまり、「ごめん」
という悲しげ?さみし気?な感じはすごく伝わってきたんですよね。
でもメロディはかなりおしゃれでテンポもPOPな感じ。
特にこの曲はシンセが大半を作っているような曲という印象で、イントロのメロディなんかは落ち込んでいる感じはあまりないようなところも面白い。
ちなみに歌詞には
Oh boy don't cry
I'm sorry but I
I always get this way sometimes
Oh, I'll just leave
I'll save you time
I'm sorry 'bout my frail state mind
と、あらゆる事象に対しての怯え・不安などを感じているように思います。
でもそれが果たして親しい相手に対してなのか、さらに大きく社会的なものなのか…
ちなみに「frail(フレイル)」という単語は大まかにいえば虚弱な状態を表す感じかと思います。
(これを見ている方が医療関係の方ならば、より聞き馴染みがあるかも。)
でもこの曲のテーマともいえる「frail」。
すごく現代らしいと思うんですね。
というのが、最近は「男だから~」「女だから~」というような言葉が頭につくような考え方は少しずつ減って、多様的な考えが増えてきていると思うんです。
たとえば、「主夫」とか? (いいたとえがパッとでてこない)
感情表現に対してもそう。
昔に比べると、「一家の柱」みたいな堅実なイメージも変化して、心の弱さにフォーカスされやすく、受け入れられやすくなってきているかなーと思います。
(全然社会の変化を語れるほど長く生きてもいないのですが…)
そういった現代だからこそ、この曲が刺さる方もいるかもしれません。
そういった現代だからこそ、理解されやすい曲でもあると思います。
普通に暮らしてても刺激がありすぎるなーと思う瞬間ってないですかね?
私なんかはYouTubeなんかをよく見るので、同年代の成功者とか充実した生活を送っている人を見ると、勝手に劣等感を感じることなんかもありますね。
私はいろいろあって今まだ学生なのですが、同級生は当然ながら社会人。
どうしても周りと自分を比べて、人生において出遅れた劣等感を感じたりします。
(ブログを始めたのはもういっそのこと人と違うことしようと思ったのもあります。)
そういうときこそ、こういった弱さを感じる曲がかえって安心したりするんですよね。
この曲はそういった親近感もあって気に入っています。
みなさんも、ぜひ聴いてみてください。