【今日の1曲】LesAlpx/Floating Points
みなさん、こんにちは。
今日はこちらの1曲。
LesAlpx/Floating Points
2019年発売のアルバム「Clush」の収録曲。
上記インタビュー記事にあるように、このアルバムのタイトル「Clush」の制作当時はUKがEU離脱をめぐって国内で問題になっていた時。
「Clush」の意味通り、この「LesAlpx」もまた、現状が破壊されていくというニュアンスを含んだようなサウンドを感じる。
破壊、というと「する側」と「される側」がいるが、私がこの曲から感じるのは後者だ。
未来的なサウンドを感じながらも、要所要所には重低音に粗さ・雑味を感じるようなサウンドがミックスされ、バグ?的な非常事態を表現しているようにも感じる。また、不安げな雰囲気・ミステリアスさを含むようなサウンドも感じられる。
未来がまさに破壊されるかもしれない、何となく。
そう考えてしまうがゆえに、未来には不安が付きまとっているような。
規模感は違えど、皆さんにもそんな感覚はあるだろうか?
そういった朧気ながら感じる「意識・無意識のはざまにあるような感覚」なのかもしれない。
歌詞がないからこそ、感覚に訴えかけてくるような1曲。
普段エレクトロを聴かない方も、新鮮なサウンドになるのではないだろうか。
では、また。