ロイムblog(音楽紹介)

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【今日の1曲】Virtual Insanity / Jamiroquai

こんにちは。

今日の曲はもはや周知の曲なのかも。

ジャズやダンスがお好きな方は特にハマると思います。

 

www.youtube.com

 

 

 

 

これは名曲中の名曲ですよね。

不朽の名作、この先も語り継がれるような、音楽シーンにおいて大きな影響を及ぼした曲でもあると思います。

 

まず印象に残るのはこの映像のクオリティの高さ。

1997年のMTV MUSIC VIDEO AWARD では、

「Video of the year」にノミネートされるなど、

多くの方に称賛された完成度ということは言うまでもないでしょう。

 

それにしても初見で見た時は床がスライドして動いてるようにしか見えませんでした。笑

 

少しネタバレになりますが、こちら実際は室内の壁を人力で動かしており、錯覚的に床が動いているように見えていたようです。

(以下の記事参照しております。)

https://https://www.eys-musicschool.com/media/jamiroquai-virtual-insanity-4k/

 

アナログ的なアプローチなのにそう見えない、

いや、デジタルの今でも画期的に見えますよね。

 

あとこれは個人的にですけど、この空間が凄く好きなんですよね。

無機質・硬質なコンクリートの密室的空間ゆえに

デザイン性とか、未来感がいつでもブレずに感じられるという感じでしょうか。

 

ここでこもって作業とかしてるとそれは逆にキツそうですけどね。笑

 

 

そこにこのジェイ・ケイの明るげなダンス。

そこまで広くはない空間、数個のソファ…

 

寂しげに思わせる環境に真逆のような人の雰囲気・メロディが良い違和感ですよね。

 

身の回りを表現してるのかなーとか思ってみたり。。

 

個人的にはジャズの風合いを感じ始めたのもこの曲なんですが、この部屋でこのジャズのサウンドで踊るんだっていう違和感凄いですね、いまだに。

 

ジャズってこれも個人的なイメージですけど、

「伝統的なジャズの雰囲気を素直に表現する」

これを美とするイメージが強かったので。

 

こういうPOPなアレンジもあるんだなって思いましたね。

 

CGなんかで非常に緻密な映像も作れるようになった今リリースしてもヒットするんだろうなと思います。

 

歌詞を見てみますと、

Futures made of virtual insanity

Always seem to be governed by this love we have for

Useless, twisting, of the new technology

Oh now there is no sound, for we all live underground

 

このへんが映像のコンセプトにもマッチしてる感じします。

 

さっきの無機質感といい、狭い空間といい、

このunderground(地下)の隔絶された構造を表しているのかな。

 

 

ここでいうtechnologyは皮肉なんですかね…

 

new(新しい)技術を発明する。

でもそれで満足するのはおかしい、

いつの時代も不変的なものもあるよね?

 

と、問いかけられる感じもあります。

 

不変的なものってなんですかね。

 

人が歌う曲ですから、

人間味あふれる事(恩情とか、失敗とか…)?

 

いろいろありそうですね。

 

長くなりましたが、メロディで言えばベースラインが凄く好きです。

そういう目線で見ても面白いかもしれません。

 

 

前回の【今日の1曲】はこちら。

 

roymblog.hatenablog.com