【音楽紹介】Mosquite Bite/[Alexandros]
みなさん、こんにちは。ロイムです。
それでは早速今日の音楽紹介。
『Mosquite Bite』/[Alexandros]
こちらは2018年リリースの楽曲にして、【Alexandros】の17枚目のシングル収録曲。
また、同じく2018年リリースのアルバム「Sleepless In Blooklyn」の収録曲。
この楽曲を初めて聞いたときは確かMステだったかな?と思います。
あの時は「あ、ワタリドリ歌ってる人だっけか?」くらい。
そもそもロックというジャンル自体、好き嫌い以前に全然知らなかった。
いざ聞いたら、もう良い意味で「異質」の存在のように感じたんですよね。
ギターはバッキング、リードともにバキバキに歪ませている。ベースもズシっと重い、もう本当にゴリゴリのロックを見ましたから。
なんかもう甘々のカフェオレ飲んでた奴が、いきなり無糖のブラックコーヒー飲むみたいな。笑 (語彙力皆無)
そしてしばらくして、2019年4月、たまたま高校の同級生から誘ってもらい、なんと人生初のライブに行くことになったのです。しかも、その【Alexandros】のライブに。
その時に改めて「Mosquite Bite」を聴きましたが、なおのこと凄まじい迫力を受けました。
ステージに立って、ダンスみたいな華美な表現なくても、ギターかき鳴らしながらストレートに歌うだけでこんなにかっこいいんだ、みたいな。
そこから今にかけて、自分のプレイリストで最も多いジャンルはロックになりました。なんなら、【Alexandros】の曲が最も多いのではないかと思います。
そういう経緯で、私の中でのロック入門、バイブルといってもよい曲であり、アーティストなのです。
さて、長くなりましたが、ここからは歌詞などを見てみます。
と、その前に。Vo.川上洋平氏のブログにこの曲のエピソードや歌詞に込めた思いが記されているのでこちらもぜひ読んでみてください。
この曲、全体としては人種差別といった理不尽に抗う強い意思表示というふうに感じます。
川上さんは幼少期をシリアで過ごされており、その時に受けたアジア人差別の経験をもとに作曲されています。ゆえに、歌詞にもアジア人を揶揄するようなスラングなども出てきます。
私自身も幼少期(特に小学生)にはかなりいじめにあい、それもあってのことか、意思や表現を丸め込んで伝えることも多くありました。(今もありますが…)
状況は違えども、皆さんの中にも、何か自分を抑え込むような時期を過ごしたような方も多いのではないでしょうか?
僕はこの曲を聴くと、そんなことをよく思い出します。
同時に、いわゆる「反骨精神」的な、こみ上げる感情を表出することも大事なんじゃないかと。
もちろんそんなこと毎回やってたら「尖りすぎだ!!」
となりますが、周囲に合わせることに呆れてくるくらいなら、ちょっとくらい尖ってるのもいいんじゃないでしょうか?
その尖り?的なものが原動力となって、まさに今自分の思うことを1300字にもわたって書いている人間がここにいます。
(ここまで読んでくれた方、ありがとう。)
と、こんなことを考えるうちに多少メンタルも強くなり、人に多少嫌われてもまあいいやという自信(根拠はない。)
がある気がしている今日この頃です。
皆さんはどう感じられたでしょうか?
では、また次の投稿で!